・何を基準に選ぶか
・コスパがいいスマホ
・購入する時に気を付けたい事
など様々な視点から2024年発売のスマホを見ていきたい。
2024年発売スマートフォンのピックアップ
まずはどのようなスマホが発売されているかチェック。
iPhone(iOS機種)とAndroid機種に分けてピックアップしていく。
iPhone(iOS)のピックアップ
iPhone(iOS機種)の2024年発売機種はこれらになる。
iPhone 16 | iPhone 16 Plus | iPhone 16 Pro | iPhone 16 Pro Max | |
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商品画像 | ![]() |
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参考価格 | 124800円~ | 139800円~ | 159800円~ | 189800円~ |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB |
128GB 256GB 512GB |
128GB 256GB 512GB 1TB |
256GB 512GB 1TB |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
バッテリー | 3561mAh | 4674mAh | 3582mAh | 4685mAh |
ディスプレイ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.3インチ | 6.9インチ |
解像度 | 2556 x 1179 | 2796 x 1290 | 2622 x 1206 | 2868 x 1320 |
重量 | 170g | 199g | 199g | 227g |
サイズ | 147.6×71.6×7.80 | 160.9×77.8×7.80 | 149.6×71.5×8.25 | 163×77.6×8.25 |
防水性能 | IP68 | IP68 | IP68 | IP68 |
CPU | A18チップ | A18チップ | A18 Proチップ | A18 Proチップ |
セキュリティ | 顔認証(Face ID) | 顔認証(Face ID) | 顔認証(Face ID) | 顔認証(Face ID) |
デュアルSIM | nano-SIMとeSIM デュアルeSIM対応 |
nano-SIMとeSIM デュアルeSIM対応 |
nano-SIMとeSIM デュアルeSIM対応 |
nano-SIMとeSIM デュアルeSIM対応 |
(※表は横スクロール可能)
AppleのiPhoneは値段は高いがパフォーマンスには優れており、スマホでゲームや動画、テレワークなど多岐にわたる用途に耐えうる性能をしている。
また、iPhoneは操作方法が直感的で、製品・OSサポートも長期的におこなっている傾向にあり、長く大事に使いたい方にもお勧めだ。
スマホ保険もApple独自のAppleCare+という保証があり、加入することでもしもの時の故障や損傷にメーカー対応してもらえるため、ややこしい保証なども一括で入ってしまいたい方には大変おすすめだ。
Androidスマホのピックアップ
Androidスマホには低価格帯・低スペックから高価格帯・高スペックまで様々なスマホがそろっており、使用用途に応じて適切なスマホを選択することが出来る。
代表的なスマホをピックアップしていく。
Google Pixel
Google Pixel 8a |
Google Pixel 9 | Google Pixel 9 Pro | Google Pixel 9 Pro XL | Google Pixel 9 Pro Fold | |
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商品画像 | ![]() |
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参考価格 | 72600円~ | 128900円~ | 159900円~ | 177900円~ | 257500円~ |
ストレージ | 128 GB | 128GB 256GB |
128GB 256GB 512GB |
128GB 256GB 512GB |
256 GB 512 GB |
メモリ | 8 GB | 12GB | 16GB | 16GB | 16GB |
バッテリー | 4492mAh | 4700mAh | 4700mAh | 5060mAh | 4650mAh |
ディスプレイ | 6.1インチ | 6.3インチ | 6.3インチ | 6.7インチ | 8インチ |
解像度 | 1080 x 2400 | 1080×2424 | 1280×2856 | 1344×2992 | 2076×2152 |
重量 | 189g | 198g | 199g | 221g | 257g |
サイズ | 152.1×72.7×8.9 (mm) |
152.8×72×8.5 (mm) |
152.8×72×8.5 (mm) |
162.8×76.6×8.5 (mm) |
【折りたたみ状態】155.2×77.1×10.5 (mm) 【展開した状態】 155.2×150.2×5.1 (mm) |
防水性能 | IP67 | IP68 | IP68 | IP68 | IPX8 |
CPU | Google Tensor G3 | Google Tensor G4 | Google Tensor G4 | Google Tensor G4 | Google Tensor G4 |
セキュリティ | 指紋認証 顔認証 |
指紋認証 顔認証 |
指紋認証 顔認証 |
指紋認証 顔認証 |
指紋認証 顔認証 |
デュアルSIM | nano-SIMとeSIM | nano-SIMとeSIM | nano-SIMとeSIM | nano-SIMとeSIM | nano-SIMとeSIM |
(※表は横スクロール可能)
Google PixelはAndroidにおける代表的なスマホで、iPhoneの対抗馬としての存在感が強い。
iPhone16シリーズとは違い、指紋認証にも対応しており、Google独自のAI搭載CPUを搭載している。コストパフォーマンスに優れ、値段に対し性能が高いスマホに仕上がっている。
また、Google Pixel 8aは一世代前の廉価版機種だが、Google Pixel 9シリーズよりも安く購入することができ、そもそものCPU性能が高いため、問題なく長く使用できるだろう。2025年には「Google Pixel 9a」が発売される可能性もあるため、そこを狙うのもおすすめだ。
その他のおすすめAndroidスマホ5機種ピックアップ
Google Pixel以外のおすすめのAndroidスマホを5機種比較していく。
AQUOS sense9 | OPPO Reno11 A | Galaxy S24 | Xperia 10 VI | Xperia 1 VI | |
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商品画像 | ![]() |
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参考価格 | 60940円~ | 48800円~ | 124700円~ | 64900円~ | 179800円~ |
ストレージ | 128GB 256GB |
128GB | 256GB 512GB |
128GB | 256GB 512GB |
メモリ | 6GB (※ストレージ128GBの場合) 8GB (※ストレージ256GBの場合) |
8GB | 8GB | 6GB | 12GB (256GB、512GBモデルの一部) 16GB (512GBモデルのみ) |
バッテリー | 5000mAh | 5000mAh | 4000mAh | 5000mAh | 5000mAh |
ディスプレイ | 6.1インチ | 6.7インチ | 6.2インチ | 6.1インチ | 6.5インチ |
解像度 | 1080×2340 | 1080×2412 | 1080×2340 | 2520×1080 | 1080×2340 |
重量 | 166g | 177g | 167g | 154g | 192g |
サイズ | 149×73×8.9 (mm) |
75×62×7.6 (mm) |
147×70.6×7.6 (mm) |
68×155×8.3 (mm) |
74×162×8.2 (mm) |
防水性能 | IPX5/IPX8 | IPX5 | IP68 | IPX5/IPX8 | IPX5/IPX8 |
CPU | Snapdragon® 7s Gen 2 Mobile Platform |
MediaTek Dimensity 7050 | Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform for Galaxy |
Snapdragon® 6 Gen 1 Mobile Platform |
Snapdragon® 8 Gen 3 Mobile Platform |
セキュリティ | 指紋認証 顔認証 |
指紋認証 顔認証 |
指紋認証 顔認証 |
指紋認証 | 指紋認証 |
デュアルSIM | nano-SIMとeSIM (DSDV対応) |
nano-SIMとeSIM (DSDV対応) |
nano-SIMとeSIM デュアルeSIM対応 |
nano-SIMとeSIM (DSDV対応) |
nano-SIMとeSIM (DSDV対応) |
(※表は横スクロール可能)
いわずと知れた国産メーカースマホ。
比較的低価格である程度の性能の高さを実現している。
低価格帯における人気スマホ。低価格にしては高いスペックを保っており、メモリ8GB、バッテリー容量5000mAh、デュアルSIMに対応しているなど痒い所に手が届いている。
また画面サイズが大きいところも魅力の一つだ。
人気の韓国メーカー製スマホ。
比較的本体の重さが軽く、最低のストレージが256GBあるところが高評価。
さらにデュアルeSIMにも対応している為、物理SIMがなくても2つのeSIMを登録できるぞ。
Sonyの国産スマホの廉価版モデル。
値段は比較的低価格・中価格帯で、バッテリー性能やCPU性能も普段使いにちょうど良い性能をしているといえるだろう。
生体認証が指紋認証しかない点やメモリが6GBの点は少しマイナスポイントだ。
Sonyの国産スマホのハイエンドモデル。
高価格帯スマホの中でも比較的高い価格のスマホだが、搭載しているCPUやメモリの多さ、カメラ性能の高さに強い特徴があり、そもそもスマホというよりもカメラとしての特色が強い本製品。
ただ、生体認証が指紋認証しかない点と価格が高い点で他のスマホを検討する余地はある。
スマートフォン購入時に見るべきポイント7項目
①価格
低価格から高価格まで幅広い選択肢があるが、まず自分がどれくらいまでの金額を出せるかを考える必要がある。
そうすれば、あとは他の条件次第で金額を下げていくことが出来る。
②基本性能
基本の性能として一番見るべきポイントは、CPU、ストレージ容量やメモリ容量である。
本体の動作速度に関わってくる部分のため、妥協しないことが重要だ。
目安としては、
・自分がスマホ内にデータを保存するために必要な容量があるか。
(データ量が多い方は256GB以上をおすすめする)
・目安でメモリが6GB以上、出来れば8GB以上あるか。
(高負荷のスマホゲームをする方はより多いメモリが必要になる)
・CPUに詳しい方の場合は納得できるCPU性能かどうか。
などの上記の部分に気を付ける必要がある。
その他の項目として、生体認証(指紋認証・顔認証)の有無や防水性能、デュアルSIMの対応などを選択のポイントとしよう。
③ディスプレイ
ディスプレイに関して重要なポイントは、画面サイズだ。
画面サイズが大きければそのままコンテンツを表示できる範囲が広いということになる。
目が悪い方や老眼の方には大きい画面サイズのものをおすすめしたい。
ただ、画面が大きくなれば、その分スマホ自体の大きさや重さにも関わってくるので注意が必要になる。その他、画面の解像度やリフレッシュレート、液晶の種類など様々な要素があるが通常使用するスマホに関してはそこまで大きく気にする必要はない。
高負荷のゲームをする用途でスマホ購入する場合は、上記の要素にも注意しよう。
④重さ・サイズ
携帯端末であるがゆえに、スマホ使用時は手にもって使用することが多い。そのため、出来るだけ重さが軽いスマホを選択することも重要だ。実際、スマホの使用で手を痛めてしまうケースもあるので大事な要素になる。
スマホを手にもって使う場合、「片手で持つか両手で持つか」、「自分の手の大きさ」によって選択するサイズが分かれてくる。
⑤バッテリー容量・バッテリー持ち
そのため、スマホ購入時にはバッテリー容量を気にして購入しよう。
常に携帯することの多いスマホに関しては、バッテリー持ちが良い製品を購入することをおすすめする。
⑥購入場所
スマホの購入には以下のような購入経路がある。
・メーカー公式サイト(例:Apple公式サイトなど)
・キャリアショップ(例:ドコモ、ソフトバンク、au、楽天モバイルなど)
・ネットECサイト(例:Amazon、楽天市場など)
・中古品販売店(例:ゲオ、ブックオフ、古本市場など)
・フリマサイト、フリマアプリ(例:メルカリ、ラクマ、Yahooフリマなど)
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また、メーカー独自の保証がある場合にそのまま加入することが出来るため、保証を別で加入する手間が省ける点も大きな利点だ。
多くのキャリアショップでは、購入したスマホを一定期間後(多くは2年)にキャリアに返却し、機種変更をすることを条件に安くスマホを購入することが出来るプランが用意されている。
筆者の場合は一定期間でスマホを返却し、買い替えなければならないことに抵抗があるため、キャリアショップは使用していない。
必ず一定期間(2年間など)でスマホを買い替えている方にはおすすめの購入場所だ。
そのECサイトや自分の使っているサービスによって、お得かどうかを判断して購入することが出来る方に向いている。
ネットからの購入が得意でない方にはあまりおすすめ出来ない。
お店を通しているため個人間で売買するよりは値段は高いが、新品を購入するより大幅に値段が低くスマホを購入する際の値段を少しでも安くしたい方には向いている。
ただし注意事項として、中古品であるため、傷や損傷が入っていたり、一部機能が動かなかったりなど不良がある可能性も考慮する必要がある。
前の所有者が中古品販売店にスマホを買取された後、そのスマホの残債支払いを途中でやめてしまった場合に赤ロムという状態になる可能性もある。
赤ロムになってしまったスマホは電波が入らない状態になるため、中古品販売店で購入する際は赤ロムになった場合の補償があるかどうかも重要だ。
個人間での売買のため、安く端末を購入することが出来る。
ただし、フリマアプリの使い方や出品者とのやり取り、出品者とのトラブル対応など自分一人で解決できる自信がある方のみが対象になる。
フリマサイトでのトラブルの中には、
「事前に聞いていた内容と違っていた」
「問題なしと書かれていたが、動作不良があった」
「自分が説明文をしっかり読んでいなかった」
など様々なものがある。
情報をしっかりリサーチして、トラブル対応が可能な方のみフリマでの購入をおすすめする。
⑦スマホ保険
スマホ保険には大きく分けて以下の3種類の保険がある。
・メーカー保証(例:AppleCare+、Preferred Careなど)
・外部スマホ保険(例:スマホもしも保険、ニッセイプラス少額短期保険など)
・キャリア保障サービス(例:あんしん保証パック with AppleCare Services、smartあんしん補償など)
本記事では簡単にスマホ保険について説明しているが、外部スマホ保険について以下の記事で詳しく説明している。
メーカー独自で自社の製品の故障や損傷、盗難などを保証する保険だ。
加入期間が決められているものもあり、一括して払うか月払いで払うかなどメーカーにより多岐にわたる。
購入時に一緒に加入することができる場合が多く、修理の際もメーカーに修理を依頼し、修理代金が保障されるといった流れだ。
ただし、メーカーの正規修理店や代理店など修理を依頼できる場所が限られる。
外部の会社が加入受付をしているスマホ保険で、月々安い金額で加入出来ることが多い。
保障内容はそれぞれのスマホ保険の会社が独自で決めていることが多いため、加入の際は保険料や補償内容などをチェックし、自分に向いた保険を選ぶ必要がある。
修理前に自分で修理代金を立て替えて、修理後に保険会社に申請をかけて保険金を受け取る場合が多いため、その点には注意が必要である。
携帯キャリア独自の補償内容で加入できる保険で、キャリアによって加入方法・加入タイミングや補償内容が異なる。
金額と保障内容次第では、加入を検討するのもよいだろう。
まとめ
いかがだっただろうか。
スマホを購入するにも色々な視点から購入を検討する必要がある。
筆者自身はiPhone16Proを使用しており、スマホ購入の際は、性能・バッテリー持ち・カメラ・サイズ感を重視して選んでいる。また、iPhoneはUIが洗練されており、操作が直感的で脳への負担が少ないため、愛用している。
Androidスマホにも多くの良い機種があるため、是非ご自分にあったスマホを選んでほしい。
この記事があなたの選択の一助になることを祈っている!
ここまで読んでくれて、ありがとう!
それでは良きガジェットライフを。
(※1.本体価格は時価変動するため、本記事においては参考価格として掲載しています)
(※2.記事執筆時のタイミングにより、掲載情報が古い可能性があります。)